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山崎城『開城の宴』2023年10月14日

「世界がぜんたい幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」by宮澤賢治

この理想をどうすれば現実世界で実装できるのか?

「この世は舞台、人は皆役者」byシェイクスピア

僕はこの世界でどんな役を演じたらいいのか?

 

 この問いに対しての一つの答えとして行った演劇。

 耕作放棄地の山(お城の跡)を畑と果樹園にして、城を建て、山崎皓司が俳優として城主を演じ、「皆の者、よく集まった!開城じゃあ!開城じゃあ!」と言って餅を撒き、「苦しゅうない!飲めい!飲めい!」と言ってみんなとお酒を飲み、遊ぶ、という演劇。

 自身で育てた米・野菜・お茶、獲った鹿、採ったハチミツなどを振る舞い、地域資源の豊かさを感じてもらい、普段農に興味がない層に如何にアクセスできるか試みた。

 また普段出会わないであろう老若男女の交流を生み出し、高齢者が持つ地域資源を有効活用する技術や知識を継承するきっかけの場にする目的もあった。

 コロナ禍で叶わなかった結婚パーティーも行った。
 

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